初心者が絶対かっこつけないで日本語ラップのレビューやります
息苦しいんですけど
日本語ラップ/Japanese hiphop界隈ってなかなか息苦しくないですか?
リスナー視点でです。特にビギナー・にわか視点。
俺が察するに、hiphopってこういう文化みたい。
・なんか知識が五番目に重要な要素らしくて、いろいろ知ってる奴の方が偉い
・詳しくなったり、聞き込んだりしないと良さが分からん曲が多い
・digっていう文化が根強い。自分から知ろうとしようね
ごめん、これは他のジャンルもかもしんない。
でも多分、初めて聞く人は耳に馴染まない可能性が高そうだし、
ちょっとは当てはまるんじゃないかな。
そして、好きなやつは好き、「だからこそ」的な側面もありそう。
まあとにかく、レコードいっぱい持ってたら賞賛されそうだし、
楽曲のyoutubeのコメント欄は凄そうな人がいろいろ書いてるし、
ラップバトルでもサンプリングとかたくさんされてる。
そういう雰囲気?風土?が、
「もっと詳しくなろう、いい曲発掘しよう」的な人を、
たくさん産んだのはきっと間違いないとおもう。
でもなんか、息苦しい感が否めない。
否めなくないですか?
俺だけかな?
俺だけかも。
みんなかっこつけてないか? って少し思う。
どういうことかっていうと、ある曲を好きになるときって、
1. ドンピシャで好きになる
2. なんやこれ微妙… → いつの間にか好きになる
の二つがあると思ってて、そして2が割と多めなんじゃないかってこと。
2のプロセスって、正直聞いてる途中ってしんどいし、
劇的に楽しいわけじゃないし、時間的エネルギーを使うし、
なかなかストレスはあるんじゃないだろうか。
もちろん、平気で毎日息をするように当然の顔で、
知らない音楽の発掘をやってる人もいっぱいいる。
でも、そんなでもない人=「音楽を愛してる! って言い切れない人」は、
なかなかそうもいかない。まあまあストレスフル。
きっと俺以外にも、同じようなストレスを感じたりしてる人居ると思う。
そんでそれは必然生まれる過程というか、しょうがないというか…
でもそれが公言される機会がそんなに多くは無いなと感じる。
詳しくなっていくこと、好きな曲を発掘していくことはとても楽しいんだけど、
その途中の疲れ、負担を恥じなくても別に良くない?
ってなったときに、ブログ書こうかなと思い立った。
巷には良質な日本語ラップのブログも探せばすぐ出てくる。
めっちゃどの曲も愛してるっぽいし、凄さも理解してるっぽいし、
すごい深い考察と豆知識みたいなのも並んでて、まじすごい。すごくない?
俺はそれは無理だけど、驚くほど無理なんだけど、
本音をありのまま書きます。
知らない曲は知らないって言うし、知らないラッパーは知らないって言うし、
よく分かんない曲は分からんって言う。どんな名曲でも。
で、だんだん「分かって」きたり、やっぱり聞き込んでも無理だったりしたら、
その経過もきちんと書く。
こういうのこそ、音楽聴いてみた時の感想の「一次情報」だと思う。
っていうわけで、素直な心をかっこつけずに書けば、
純粋に物珍しさも生まれるだろうし、ちょっとは共感も集まるかなと。
レビューたくさんやるうちにラップ通になれたらいいな、
という狙いもあります。
日本語ラップ通・知識人は、軽蔑や懐かしみを感じてください。
俺と同じにわかの方々は、こんな奴もいるんだなとか、
やっぱそういう気持ちあるよねとか、少しでも共感してくれたら嬉しい。
俺はこういうブログがあったら読みたいと思ったから書こうと思いました。
こういう文章も必要なんじゃないかな? たぶん。わかんないけど。
ひとまず、こういう心境のもとブログ開設しました。
きっとアルバム単位でのレビューになると思います。
気が向いたら読んでください。
以上
※2018.10.5現在、俺が10曲以上知っているアーティスト:
DAOKO
KREVA(、kick)
R-指定
SUSHIBOYS